特注　内窓サッシ｜施工事例（ビフォー・アフター） ｜ 鳥取｜鳥取市の内装リフォーム「インテリアフクタ」

建具が動かなくなったから見て欲しいと連絡があり訪問させていただきました。
新築当初からついていたサッシなのでかれこれ40数年使用しておられたものです。

動きが悪く、開け閉めに一苦労のサッシ

問題の場所に案内していただくと、そこは増築された部分についていたサッシでした。
新築当初からついていたサッシなのでかれこれ40数年使用しておられました。
元々は外に面していた窓でしたが、増築され内窓となっていました。
頻繁に出入りされていたため、元からあるレールは削られ変形していました。
何とか使っておられたのですが、動きも悪くもう限界との事で、当社に相談のご連絡が入りました。

内窓にはなっているのですが、外気が入ってくるので建具を閉めないと寒くてたまらないとの事でした。
当初はサッシの車交換で対応しようと思っていましたが、レールは曲がり、建具の重量で削られ先端が鋭角になっていましたので、このまま車を変えてもすぐにダメになる・・・ということでサッシを交換する事にしました。

サッシを交換するうえでの条件

サッシ交換にあたり、お客様から次の条件が提示されました。

①    大がかりな大工工事はしない

②    開閉を楽にする

③    断熱に優れた物にして欲しい

④    採光を今の状態と同じにして欲しい

⑤    工期を短くして欲しい

⑥    予算をあまり掛けない

という事でした。
こういう条件がたくさんあればあるほど燃える営業マン!!

最善策で納品完了

①　大がかりな大工工事はしない
　　解決策：　現状のサッシ枠を撤去し、そこに新しい木材で化粧することで簡単に済ませる

②　開閉を楽にする
　　解決策：内窓サッシかフラッシュ(木製建具)にするか・・・？(重量の問題です）

③　断熱に優れたものにしたい
　　解決策：　内窓サッシで断熱に優れたものにすると、ガラスが重く開閉が困難（また重量の問題）

④　採光を今の状態と同じにしたい
　　木製建具(フラッシュ)以外にしないと、採光がとれない

以上の条件から、内窓の部材はそのまま使用し、中のガラスは中空の樹脂に変えてオリジナルサッシを製作しました。
これなら、スムーズな開閉・断熱・採光の3つの条件をクリアし、予算内で作成できました。
部材がなかなか入らず、8日間の工期となってしまいましたが、天候にも恵まれ気温も高く助かりました。